7802 ある“紙切れ”についてChatGPTに聞いてみる
出社のために外を歩いていたら、電柱に紙切れみたいなものが貼られていたのを見つけた。
何か書いてある。

近づいて読んでみると…
経営者募集(23区内オーナ・物件)
洋食屋、和食屋、ホルモン焼きカフェバー、パン屋、ケーキ屋、その他相談可

最後に、「オーナーLINE ID」が書かれていた。
たった数センチ程度の紙切れで募集するような内容だろうか?
経営者になるような人が、この紙切れに気づいて、このオーナーにLINEで問い合わせるだろうか?
この募集によって経営者が見つかる気がしない。
なにげなく、ChatGPTに聞いてみることにした。
ちょっと長いが引用すると…
その貼り紙、ちょっと怪しさも感じさせる内容ですね。以下の点から、少し慎重に考えたほうがよさそうです:
【気になるポイント】
1. 貼り紙のサイズと場所
• 数センチの貼り紙を電柱に貼るという行為自体、正式な募集や信頼できる企業のやり方としてはあまり一般的ではありません。
• 正規の募集であれば、業界誌・求人サイト・不動産サイトなど、もっと効果的な媒体を使うのが通常です。
2. ざっくりとした業種の列挙
• 「洋食屋、和食屋、ホルモン焼き、カフェバー、パン屋、ケーキ屋…」と、あまりに幅広すぎる募集。これは「なんでもいいから誰か名義貸してくれ」的な感じにも見えます。
• こういった曖昧な募集は、詳細なビジネスプランが存在しないか、素性が不明なことが多いです。
3. 「オーナー・物件」
• 文面が少し不明瞭で、「23区内でオーナーか物件を募集している」という意味にも、「23区内の物件に入ってくれるオーナー(経営者)を募集」という意味にも取れます。
• どちらにせよ、曖昧すぎる。
4. 連絡先が書かれている
• 携帯番号や個人っぽいメールアドレスだけなら、さらに怪しさアップです。
• 正規の企業であれば会社名・住所・担当者名なども明記されているはずです。【考えられる可能性】
• グレーな副業・名義貸しビジネス
• 飲食店用の物件を持っている個人が、経営者を探している
• 実は真面目な試みだけど、広告費を節約して超ローコストで探している
• 詐欺やマネーロンダリングの入り口の可能性もなくはない【結論】
興味本位で連絡を取るのも一つの手ですが、必ず身元を明かさせ、会社情報を調べた上で慎重に判断したほうがいいです。
不審な点が少しでもあれば、関わらないのが賢明です。もし貼り紙の写真があれば、もう少し詳しく見てみましょうか?
回答内容についても気になるが、それよりも、ChatGPTの会話の雰囲気がずいぶんと自然なこと、そしてとても論理的なことに驚いた。
写真を見て見ると提案があったので、アップロードして回答をもらう。
写真ありがとうございます。これは…なかなかに「地下感」強めですね。
気になる点を改めて見てみると:
⸻
【1. サイズと貼り方】
• 小さなシールを電柱にベタ貼り。
• これは合法的な広告手段ではない(電柱広告は無許可では基本NG)。⸻
【2. 内容の曖昧さ】
• 「経営者募集(23区内オーナ・物件)」という文言もわかりにくい。
「23区内の店舗物件があり、経営者になりたい人を探してる」という意味に見えるけど、具体的な条件や費用、契約形態などは一切不明。
• 「洋食屋、和食屋、ホルモン焼き…」とジャンルも幅広く、やっぱり対象が不自然に広すぎる。⸻
【3. 連絡手段がLINE IDのみ】
• 法人や事業としての信頼性を求めるなら、通常は電話番号・メールアドレス・会社名・Webサイトなどを併記するはずです。
• LINE IDだけというのは、追跡されにくく、ブロックもしやすい手法なので、正体を明かしたくない相手が使うことが多いです。⸻
【4. ID名のクセ】
• 「newyork7tokyo」みたいなIDも、なんというかちょっと…。
信用を感じさせるものではないですね。⸻
まとめ:これはほぼ確実に 怪しい案件 です。
• 真剣なビジネスの募集ではない可能性が高いです。
• 最悪、名義貸しをさせられて犯罪に巻き込まれる可能性や、初期費用をだまし取られる詐欺の線もありえます。⸻
【もし連絡をとってみたい気持ちがあるなら】
強くは勧めませんが、連絡を取る場合は:
• 絶対に本名や個人情報を伝えない
• 「どんな会社ですか?法人名は?事業者番号は?」などを聞く
• 電話番号、登記情報、過去の実績があるかなどを確認
• 友人・家族に相談しながら慎重に進める⸻
もしネタとして面白がってるだけなら、「そのままスルー」が安全です。
「本気ならもう少しちゃんと広告出せよ…」って感じの案件ですね。
「なかなかに『地下感』強めですね」から始まり、最後の「本気ならもう少しちゃんと広告出せよ…」といったところまで、感想やツッコミなど、とても興味深い会話だとあらためて感じる。
全体を通して、自分が”このオーナーに連絡を入れたい人物”であるという前提で話が進んでいるものの、考えている内容については非常に的確で網羅的だ。
ただ、この紙の謎は不明なままだ。