7800 ネモフィラと芝桜
舎人公園のネモフィラが見頃らしいというのとちょっと前に聞いてから、チャンスがあったら行ってみようと思いつつ、数日経ってしまった。
今日は少し早めに目が覚めたし、タイミングもよかったので、足を伸ばすことにした。
日暮里舎人ライナーに乗るのは、昨年B29のタイヤを見に行ったとき以来だ。
そのときは上りしか乗ってないので、下りに乗るのはかなり久しぶりになる。
ビルとビルのあいだを進んでいく雰囲気は、かなり独特で、ちびっ子でない自分でも、なんだかワクワクしてしまう。
舎人公園駅で下車。
夜にネモフィラのライトアップをやっているので、その案内があちこちにある。
その案内に沿ってちょっと歩くとネモフィラの広場に出た。

7時台ではあるが、けっこうたくさんの人たちが集まってきている。それでも、混雑というほどではなく、みんな思い思いに写真を撮れる感じ。
ネモフィラが咲いている場所は、それほど広くはないが、満開ということもあって、それなりに見応えがあった。
夜のライトアップだったら、より迫力を感じるかもしれない。

全体的に人が少ないし、いい感じで花が咲いているから、つい、いろいろと写真を取りたくなってしまう。
公園の方も、それに応えるためか、いろいろと”映え”アイテムを取り揃えている。
早朝なので当然やっていないけど、”ネモフィラ”のアイスが売られているらしい。
店の前には、おそらくこれだけの行列ができるのだろう…というほどの、案内ロープが張られていた。


青いネモフィラの花のあいだに、やたらと自己主張するオレンジの花があった。ナガミヒナゲシだ。
繁殖力がきわめて強い外来植物として知られているが、青いネモフィラのなかで、ところどころに咲くオレンジ色がけっこう目立つ。
とりあえず、訪問の目的は達成したので、さきほど乗ってきた日暮里・舎人ライナーに乗って帰る。
上り列車は、舎人公園駅に到着した時点で、かなりの乗車があり、着く駅ごとに乗客は増え続け、混雑率日本一にもなったラッシュの凄さを体感した。
そんななか、ふと、去年見に行く時期を逸した田町の芝桜を思い出し、西日暮里からそのまま田町まで向かってみることにした。
昨年の”分蜂現場”を通り抜けて…

ちょうど1年ぶりにやってきた。
去年は小雨の降るなか、すでに満開を過ぎていた感じだったが、今年はちょうどいい。
舎人公園にいたとき強かった日差しは、ここでは少し雲が多めにはなったものの、昨年よりははるかに明るく、芝桜の花の開いているせいか、なんだかとても華やいだ感じがした。
芝桜からの花の香りもする。

咲いている面積はそれほどではないのだけど、ビルのガラスに映り込むので、実際よりも広がりを感じる。
”育成中”の注意書きを見ると、1年に1回のこの時期のために、維持するのは大変だろうと思う。