7794 京急品川駅付近の連続立体交差化事業の様子(2025年4月)

前回から、それほど時間は経っていないが、京急品川駅付近の連続立体交差化事業の様子を見に来た。
京急品川駅とJR品川駅の連絡改札も大きく動線が変わっている。
以前は有人窓口が並んでいたが、いまは端の方にあるだけだ。
ホームの下り側先端まで行くと、新八ツ山鉄橋の仮台がよく見える。
通常通り列車の運行を続けながら、並行して行われる工事はいろいろ大変だろう。
普通列車でお隣の北品川駅へ。北品川駅はJRの線路を跨いだすぐの、品川駅からは目と鼻の先にある感じ。
都内の京急の駅では乗降客は最少らしいが、朝はそれなりにお客さんがいるように見える。

北品川駅前の歩道橋から、駅舎と品川駅方面を見る。いまはスッキリと先まで見通せるが、ここから新八ツ山鉄橋まで高架が続くことになる。
これからかなり風景が変わりそう。
高架橋は現在の線路よりも東側にできるので、線路に沿った建物の取り壊しが続く。
更地も増え、比較的新し目の建物がわずかに残るだけとなった。
品川駅方面へ歩く。現在の鉄橋のすぐ南側にできる新八ツ山鉄橋の基礎部分はもう完成していた。
この付近は、最少半径160m、制限速度25km/hの区間ということで、列車はかなりゆっくりと走っていく。

遠くに特徴的な4つのビルが並ぶ高輪ゲートウエイシティが見える。新八ツ山鉄橋ができれば、ここの上を京急線が通るから、もしかするといまよりも見通しは良くなるのかもしれない。
でも、京急線は視界からは消えてしまい、制限速度もいまより緩和されるようになると、いまよりも京急線との”距離”を感じるようになってしまうのかも。
構築中の新八ツ山鉄橋を送り出すための仮台が張り出している。こんなに巨大なものなのに、あくまでこれは仮の台で本体はずっと奥の方にある。
以前はまだ一部しかなかったが、現在までに新八ツ山鉄橋の本体はほぼ完成しているよう。さすがに橋の本体を作る鉄骨は、仮台と比べるとしっかりとした太さを感じる。
このあと、この巨大な構築物が、送り出されることになる。

京急品川駅まで戻ってきた。
この上にも超高層ビルが建設されることになっているが、まだイメージがつかない。
駅前のリニア中央新幹線の広告が差し替えらていた。
かっこいい感じにはなってるけど、ちょっと分かりづらい感じ…。