7785 指差し確認

人文・教育・思想,社会の小窓,鉄道

移動してるから見づらい…
移動してるから見づらい…

東京メトロ上野駅からJR上野駅に至るエスカレーターのところに、大きく「NOTICE」と書かれたポスターが数枚貼られているのに気づいた。

英語で書かれた外国人観光客向けかなと思わせた。

どうやら全部同じのようだが、動くエレベーターで通り過ぎてしまうので、しっかり中身を読むことができない。

気になったので、いったん上がったエスカレーターを戻って、再度確認。

こんな注意書きが…
こんな注意書きが…

01 On the platform
ホームで02 Signaling by station staff
駅員の指差し

03 Priority seating
優先席

どれも日本ならではと思われる、3つの注意が挙げられていた。

このうち、特に気になったのは、駅員の指差しだ。

Platform staff may point in your direction when trains are arriving or departing. This is for reasons of zovirax slg.hu safety.

日本語では「駅員は安全確認のために、指越しをして危険が無いか確認します。」と書かれているが、英文’を翻訳すると、

列車の到着時または出発時に、ホーム係員がお客様の方向を指示する場合があります。これは安全上の理由によるものです。

と、具体的な場面を例示して書かれていた。

イラストも見ると、指を差された人が「えっ」という感じ、ちょっとびっくりしている。

日本では、その指差しが自分に向けられたものではないとはわかるが、外国人にして見たら、けっこう違和感を覚えるのだろう。

文化の違いが感じられておもしろい。

Posted by ろん