7783 KK線廃止後の様子
一昨日、東京高速道路、通称KK線が廃止された。
出入口の閉鎖などが行われているはずだが、実際のところどんな感じになっているのだろう。
廃止直前の様子は以前見に行ったが、新橋駅近くにある土橋入口に行ってみた。
進入路の前に、中央分離帯や道路との仕切りなどで使われる“クッションドラム”が並べられていた。
けっこうしっかりとした仕切りにするんだな…と思った。

たしかに、もしこの仕切りが、ロープや簡易な衝立のようなものにしたら、KK線廃止を知らずに入ってくる車を防ぎきれないかもしれない。
仕切りなどに衝突して事故になりかねない。
それを未然に防ぐためには、入口を明確に塞ぐ必要があるのだろう。
入口には警備員が立っていた。
すると、ちょうど、KK線に入ろうとした車がやってきて、警備員に話し始めた。
会話は聞こえなかったが、おそらく利用できないことを、この場で初めて知ったのだろう。
これだけ話題になってるにもかかわらず、まぁ知らない人はいるか…。
KK線だった道路は汐留方面へ続く。
もう二度と通らない、首都高と接続している「汐留乗継ぎ所」が見える。
その手前には、中銀カプセルタワービルの跡がある。
空地になってからずいぶん時間が経ったが、ようやく何やら建設が始まった感じだ。
いよいよ、KK線の再生プロジェクトが始まることになるが、気になったのは、この新橋出入口から、汐留乗継所を経て、汐留ジャンクションのところに至る部分にある高架橋だ。
地下を横切る環状2号線の整備のため、1年半ものあいだ通行止めにして高架橋を作り替えている。
できてから、10年ちょっとしか経ってない。
新橋から有楽町、京橋にかけては、遊歩道としての整備が計画されているが、このあたりはどうなるのだろう?
遊歩道としてここまで延びてくるのだろうか?