7779 街開き後の高輪ゲートウェイシティに行ってみる

建築・都市,街歩き

先週、高輪ゲートウエイシティが街開きしたが、その当日の朝に行ったため、実際にはほとんど中を歩くことができなかった。

すっかり夜になってしまったが、街開き直後の様子をちょっと見てみたくてやってきた。

ちびっ子が喜びそうなところには、大きなお友達が寝そべり、ストリートピアノならぬステーションピアノではつっかえつっかえで、中島みゆきの「糸」を弾いていた。

さすがにちびっ子はいなかった
さすがにちびっ子はいなかった
中島みゆきの「糸」を弾いてた
中島みゆきの「糸」を弾いてた

とても開放感のある構内。上のフロアでは、駅であまり聞かれることのない重低音が響く。

なにかのイベント?

開放感がある
開放感がある
けっこう騒がしかった
けっこう騒がしかった
これはなんだ?
これはなんだ?

奥の方に、路線図のようなモニュメント?壁画?みたいなのがあった。

これはどうやら、木でできたレールの上を、やはり木でできた”電車”を手で走らせて遊べるようになってるみたい。

このレール幅は、”プラレール規格”みたいで、持ち込みでも良いらしい。

壁に設置したのは、ちびっ子たちに長居されないためか?

こうして遊ぶみたい
こうして遊ぶみたい
持参も可なのか…
持参も可なのか…
改札の外に出てみる。先日は入れなかったところも、自由に歩けるようになっていた。

暗くて、はっきりよくわからないが、噴水や大きなインスタレーションなどもある。

改札の外に出る
改札の外に出る
大きなインスタレーション
大きなインスタレーション
夜の高輪ゲートウェイ駅
夜の高輪ゲートウェイ駅
”未来推し”
”未来推し”

「ここは、いい未来への玄関口。」というコピーが目に入る。高輪ゲートウエイシティは、キャッチコピーをはじめとしてすべてが”未来推し”だ。

なかなか未来というものに希望が持てない昨今、強烈な未来推しは、どこか醒めた思いを持ってしまうのは、ちょっとねじれた感覚だろうか。

1階に降りてきた。タクシープールや車寄せなどがあるが、ひっそりしている。

車寄せなどもひっそり
車寄せなどもひっそり
”空飛ぶクルマ”
”空飛ぶクルマ”
鉄道の歴史を振り返る
鉄道の歴史を振り返る

”空飛ぶクルマ”なるものの展示があったり、鉄道発祥ゆかりの地であることからその紹介など、いろいろと見るものもありそう。ただ、夜に来ると暗いから、ちょっと見づらい。

1970年 みどりの窓口誕生
1970年 みどりの窓口誕生
1987年 マブイ★ ナウイ♡
1987年 マブイ★ ナウイ♡
高輪ゲートウエイシティの南側までやってきた。ビルを見上げてみると、下のフロアあたりだけ照明がついていた。

ふたたび戻ってみると、何やらイベントをやっているようだ。何をやってるのだろう?

よく見ると、受付に立っている人は、星型の被り物をしているし、参加者を絞っているようで独特な雰囲気。

一部のフロアには照明がついていた
一部のフロアには照明がついていた
なにかのイベント?
なにかのイベント?

オフィスフロアのロビーには入れる。

夜になって肌寒くなってきたので、暖房の入っているロビーはありがたい。

まだ入居準備中ということで、人はほとんどおらず、一般人の休憩スペース担っている感じだった。

オフィスフロアも準備中
オフィスフロアも準備中
いまは座り放題
いまは座り放題
お客さん少なめ…
お客さん少なめ…

ふたたび、駅の正面に戻ってきた。お店のない代わりということか、キッチンカーが2、3台並んでいたが、そもそもここを歩く人の数が極端に少ないので、店員さんたちは手持ち無沙汰のようだった。

さっき改札内でちょっと騒がしいと思ったところまで行ってみたら、カフェバーでDJイベントをやっているようだった。

改札前で、独特の服装をしている人たちが数人ほどいるのは、その呼び込みか?

独特な雰囲気…
独特な雰囲気…
カフェバーでイベント
カフェバーでイベント
暗くなると、レインボーブリッジがよく見えるようになる。地図を頭に思い浮かべてみると、なんとなく位置関係がわかってくるような気がする。

レインボーブリッジとの位置関係
レインボーブリッジとの位置関係
泉岳寺駅方面
泉岳寺駅方面
明るいときにも来てみないと…
明るいときにも来てみないと…

時間の都合で、今回は夜来てしまったが、もっと明るいときに来て、あらためて様子を見てみたい。もっとも、主要な店がオープンして、企業が入居してこないと、あまり変化はないだろうから、少し時間を置いたほうがいいのかもしれない。

「100年先の心豊かなくらしのための実験場」と銘打った街なのだから、もっと長い目で見るべきなのだろう。