7723 八潮道路陥没事故

近所で、毎晩ずっと水道管の更新工事をしている。それを見るたびに、先日発生した、埼玉県八潮市で発生した陥没事故のことを思い出す。
最初にこのニュースが伝えられたとき、これほどまで長期化するとは思ってもみなかった。
おそらくこの事故の対応に携わる人たちはみんなそう思っただろう。
不幸にもこの巨大な穴に落ちたトラック運転手も同様に。
ちょっと気になったのは、この事故を受けて、下水道の使用を控えてほしいと呼びかけられた、自治体がかなり広範囲に渡っていたこと。
さいたま市緑区、岩槻区、川口市東部、春日部市(旧庄和町を除く)、草加市、越谷市、八潮市、蓮田市、幸手市、白岡市、伊奈町、宮代町、杉戸町
実家のある川越では市内に下水処理場があって、そこで川越市内の下水を処理していたから、ある程度自治体ごとに下水処理をしているのかなと思いこんでいた。
あらためて川越市にあった下水処理場のサイトを見てみたら、埼玉県に移管したとあって、集約が進んでいるのかもしれない。
集約したことによって効率よく処理ができるようになる半面、今回のようなトラブルが起きると、影響は広範囲に渡るということがよくわかる。
そしてもうひとつ気になること。
それは、今回被害のあったトラック運転手の素性がまったく報道されないことだ。
公開されているのは、男性であることと年齢しかない。
通常であれば、会社や家族などが取材対象となるだろうが、今回の徹底した報道規制はどうした理由からなのか?
男性の安否とともに、モヤモヤと気になってしまう。