7712 コンビニの「サービスカウンター」

ビジネス・経済

コンビニで、レジの並ぶところの床に、こんな案内が貼られていた。

「セルフレジ」

「サービスカウンター」

セルフレジ
セルフレジ
サービスカウンター?
サービスカウンター?
それぞれ「ご利用のお客さまはこちらからお並びください」とあって、そこに並ぶ指示となっている。おもしろいなと思ったのは、後者のほう。

コンビニに「サービスカウンター」?

「サービスカウンター」の取り扱い内容として、「チケット発券」、「公共料金」、「宅配便等」、「ネット支払」、「電子マネーチャージ」、「金券類」、「クーポン」、「割引券」となっている。

いずれも店員の対応が必要な内容だが、なんてことない、ごくふつうの「有人レジ」で対応してきたことだ。

「セルフレジ」と対として「有人レジ」ではなく、あえて「サービスカウンター」と表記しているのだ。

そういった意味では、「有人レジ」と表現しても、何ら問題はないのだけど、あえて「サービスカウンター」としたところに、意思を感じた。

つまり、店内の商品を購入して支払いをするということについては、基本的に「セルフレジ」を使うのが大前提であって、それで対応できないことは「サービスカウンター」へという流れにしたいのだろう。

もしこれが「有人レジ」となっていたら、セルフでできる支払いまで対応することになりかねないわけで、こうした表記の工夫で、客を誘導したいんだろうな思った。

Posted by ろん