7709 鉄道ジャーナル休刊
このニュースはかなりびっくり…というかショックだった。
1967年創刊の老舗鉄道雑誌「鉄道ジャーナル」が休刊することが分かった。21日発売の2025年3月号誌面で休刊することを発表した。ウェブ版へ移行する予定はなく、4月発売の6月号で休刊する。
鉄道趣味がなくならない限り、ずっと存在するもの…と無意識のうちに思っていたから、まさか…と思った。
鉄道三大雑誌といえば、「鉄道ピクトリアル」、「鉄道ファン」、「鉄道ジャーナル」だろうか。

それぞれにわかりやすい特徴があって、「鉄道ピクトリアル」は鉄道技術雑誌、「鉄道ファン」は鉄道趣味雑誌、「鉄道ジャーナル」は鉄道社会雑誌といった区分けになっていた。
鉄道そのものだけでなく、鉄道を取り巻く環境などにも関心がある自分にとっては、「鉄道ジャーナル」がもっとも気に入った雑誌だったと言ってもいい。
以前と比べると、全体的に掲載される広告が減ったなと思ってたし、裏表紙もかつては、広告であったり自社の増刊や新刊などの宣伝が入っていたが、最近は載せるものがなかったようで、まるで表紙のような、ちょっと不思議な体裁になっていた。
そして肝心の記事のほうは、以前の記事を再掲する割合が増えていたのも気になった。
正直いえば、ここ最近は、購入せずに、もっぱら図書館で借りて読んでばかりだったのも事実。
たしかにニュースはネットの方が早く情報を得られるが、じっくり読ませる記事や考察は、雑誌ならではだった。
自分のように買わなくなってしまったことが、休刊を招いてしまったと思うと、責任の一端を感じてしまう。