7689 どこかにビューーン!で出かける(2日目)
相変わらず目覚めが早いが、昨夜と同じで、この暗くて雪のなか行くあてもない。7時ごろ、少し明るくなってから出かけてみる。
今日は雪ではなく雨が降っていた。
アウガ新鮮市場は、なんと5時からやってたみたい。
時間がなかったので、見学するだけだったが、のっけ丼をいただけるお店まで足を延ばしてみた。
今度、青森に来たときにはぜひ。
時間はないのだけど、せっかくだから、いろいろみてみたいと思って、さらに歩く。
雪に埋まる駐輪場を見て、この時期は自転車が使いも物にならないのだとあらためて実感した。
昨夜も行った八甲田丸が見えるところに行ってみると、AOMORI の文字モニュメント?シティサイン?があった。
昨日はまったく気づかなかった。
青森駅8時10分発の「みずうみ号」で酸ヶ湯温泉へ向かう。乗客はけっこう多い。
スノーボードを持っていく人もいたので、途中の八甲田ロープウェイで降りるのだろう。
青森の街を抜けてどんどん雪深い山道へ。
途中の八甲田山ロープウェイでは、半分以上の乗客が降りた。
ここで10分近くの時間調整での停車があった。
少しでも早く着いてほしい自分としては、あとほんのちょっとなのだから、早く酸ヶ湯温泉に行ってほしいと思ったけど、仕方ない。
青森駅を出発したときは雨だったが、
1時間しかいられないから急いで、ヒバ千人風呂へ。お客さんも少なくて、落ち着いた感じで入ることができた。
湯気がすごくて、あらかじめ風呂の構造を知っておかないと、どう動いていいのかわからなくなってしまいそうだった。
湯温高めと低めの2種類があって、その両方に入って温まった。
本来はもっとゆっくりしていくべきところなのだろうが、仕方がない。
館内をざっと見て回っていく。
八甲田丸とのっけ丼も青森市の名物であることをアピールするポスターがあったり、ヒバ千人風呂の顔出しパネルがあったり、ちょっとユニークでいい。
いま日本における積雪ランキングで、ここ酸ヶ湯が日本一で、3mを超えた状態が続いている。
帰りのバスの時間が新青森駅出発に間に合わないので、あらかじめタクシーを呼んでいた。
タクシーが着くまで、付近の様子を見てみた。
タクシーは、当初10時45分で予約したものの、タクシー会社からの連絡で道路事情を考えると15分早めて10時30分出発に変更となっていた。
しかし、10時40分になってもタクシーはやってこない。
帰りの新幹線に間に合うようにという時間なのに不安は募る。
タクシー会社に電話したら、この雪の多さで、タクシーにチェーンを巻くから時間がかかったとの回答があった。
しばらくしてようやくタクシー到着。
タクシーの運転手は、遅れてことを詫びつつ、今日のような天候だったら、チェーンを巻かないととても怖くて走れないと言っていた。
吹雪とまではいかないが、かなり雪が降り続いている。
そんななか、歩いている女性が前方に見えて、追い抜いていった。
振り返って写真を撮ったが、いったい彼女はどこに向かおうとしていたのか…ちょっと気になった。
距離感が掴めなかったので、ときどきスマホのアプリで現在位置と到着予定時間を見ていたが、最初はとても間に合わない時間が表示されていて、ちょっと焦った。
しかし、その後、タクシーの運転手さんの素晴らしい巻き返しを見せる。
チェーンを巻いてあるおかげでで、かなりの悪路でも突っ込んでいく感じで進んでいき、新幹線発車10分前に新青森駅に到着した!
急いで新幹線に乗ったので、駅弁を車内で買おうと、車内販売の方を呼び止めたが、なんと弁当の扱いはないという。すると、こまち号と連結するため停車時間が5分ある盛岡駅で買ったらどうかと提案された。
なるほど、行ってみようと、盛岡駅に到着して、扉が開くないなやホームの売店へ向かう。
しかし弁当の取り扱いがない。仕方なく、エスカレーターでホーム下の売店へ。
停車時間が5分あるとわかってても、列車から離れるのはちょっと不安だ。
ほとんど弁当の種類は選べず、結局、なぜか函館のお弁当をいただく。