7658　ふつうあまり行かない成田空港の見どころ

もともと佐倉にある美術館に行くために、千葉のどこかに泊まるくらいしか考えていなかったので、まさか成田空港のすぐ近くに泊まるとは思ってもみなかった。

でもせっかくなので、ここでしか見られないものを見に行こうと、旅先でも早朝に起床。

部屋の窓から成田空港が間近に見える。

6時前なので飛行機の離着陸はなく、時間まで沖合で旋回して待機しているようだ。

第２旅客ターミナル方面からA滑走路への誘導路に、知る人ぞ知るスポットがある。

以前から行ってみたかったが、なかなか行ける場所ではなかったので、今日はそのチャンスだった。

現在は”木の根ペンション”と呼ばれる場所になっているが、かつてはいわゆる”団結小屋”だった場所で、空港建設反対派によって作られている。

それこそ空港施設のど真ん中にある場所だが、昨日借りたレンタカーならすぐだ。

あっという間に現地に到着。トンネルを抜けると入口の道路は突然現れるのは、Googleストリートビューであらかじめ予習しておいたから知っていた。

坂を上がっていった先に、”木の根ペンション”がある。まったくひとけが感じられない。

丸太から薪を作ろうとした形跡や、けっこう本格的なプールなどが見えた。

プールは長らく使われていないような感じだった。

すぐ近くを、ボーイング747の貨物機が通り過ぎていった。

今回見に行きたかった場所がもう１ヶ所あったので、そちらに移動。いったん宿泊先の東横インの前を通り過ぎて東峰神社へ。

東峰神社は、まさにB滑走路の延長線上近くにある。

神社に至る道路の脇に車が2台止まっていて、突然それぞれの車からカメラを持った男性が出てきた。

飛行機がやってくるまで待機している人たちのようだ。

自分もその人たちについていってみると、飛行機がやってきた。

なかなかこうして間近にみることがないから、とても新鮮だった。

つい、しばらく見てみたくなってしまうが、今回の目的は早めに閉館が決まっている美術館に行くことにあるので、早々に退散する。