7653 2024年11月末の神宮外苑
今年9月は記録的な高温が続いたり、富士山の初冠雪が130年の観測の歴史でもっとも遅いなど、秋から冬への季節の変化が、例年とかなり違っているようだ。
当然、紅葉の見頃も遅れているようだ。
そのせいというわけではないけど、神宮外苑の銀杏並木のことはすっかり忘れていたが、ふと思い出して見に行ってきた。
神宮外苑の信濃町駅よりの入口付近に日本最古のアスファルトがあったり、以前は比較的頻繁に訪れていた国立競技場など、土木や建築の見どころが多い場所だ。
神宮第二球場の取り壊しは終わっているようで、空が広かった。続いて、この跡地には秩父宮ラグビー場が移転してくることになる。
お目当ての、銀杏並木へ。
道路沿いの木は、いい感じで色づいているようだ。
まだ緑が濃い木もあるが、先に黄葉した木が散ってしまうから、華やかな感じで見ることができるのは、今くらいかなと思う。
それにしても、外国人観光客の姿が目立つ。
写真を撮ることに対しては、とにかく貪欲だ。
20分近くこのあたりの様子を見ていたが、ふと人が減る時もあるが、時間を追うごとに、どんどんと増えていく感じだった。半分くらいは外国人だろうか。
あらためて思ったのは、この8時前という時間は、日が当たらず、銀杏の葉はあまり映えない。このあと日が昇るにつれて、見物客が増えるのは明らかで、綺麗な銀杏並木を見るためには、相応の混雑を覚悟しないといけなくなりそうだ。
青山通りから絵画館方面は、写真撮影の絶好のスポット。ただ、ここは普通の横断歩道でもある。
そこに、結婚式の写真を撮る人と、観光客が入り混じり、かなりカオスな状況になっていた。
鑑賞を終えて、青山一丁目駅に向かおうとしたら、ふと目に留まったのが、ビル壁面のオブジェ。まるで”プルタブ”だ。
POLAのビルらしい。
たまにこうして歩くと、いろいろな発見があって楽しい。