7639 「青梅駅 地下室公開イベント」への道
“青梅駅の地下街”が、青梅線開業 130 周年の記念行事として公開されるらしい。
これも以前から存在自体は知ってはいたが、機会がなければ見られないので、これは見に行きたいと“周到な行程”を考えた。
午前と午後の2部に分かれ、毎時0分、30分入場開始の全10回開催(それぞれ20分間の完全入替制)で、午前の部は9時半から、午後の部は13時半から整理券を配布するという。
時間を有効に使うなら、初回で見学したい。
1回の定員がわずか20名ということだから、いつくらいから行列に並び始めるかが悩みどころ。
早ければ早いほどいいに決まってるが、それにも限度がある。
さて何時に行こうか。
まず候補として考えたのが、新宿から乗り換えなしの最速で行けるホリデー快速おくたま号が、新宿を6:45に出て青梅に7:46に着く。
しかし同じように考える人がいたら、遅れを取るかもしれない。
ということで、あえてこの列車の1本前に青梅に着く列車で向かうことにした。
たまたまだったが、やってきたのは、グリーン車付きだった。
2階席の車窓からは、例の国立の取り壊しが決まったマンションが見えた。
立川で青梅線に乗り換え。
徐々に山登りの装備をした人たちが増えてくる。
青梅駅に到着して、さてどこに行ったらいいか…と思って、周囲を探してみても特にそれらしき行列はない。
駅員さんに聞いてみるとと駅舎沿いの駐車場のあたりで整理券を配布するという。

行ってみると、たしかに数人ほど人が集まっていた。
なんとか20人以内に入れたようだ。
ここから約2時間ほど待つことになる。
8時過ぎくらいにほぼ20名となり、あれよあれよという感じで、かなりの行列ができてしまった。
JRの敷地となっている駐車場に行列が移動されると、さらに行列が延びた。

駅員さんが行列をカウントして、午前中入場できる100人に達したことを確認すると、その後に並んだ人たちへ、午後から並ぶよう伝えていた。
午後の部の整理券の配布は13時半開始だったが、早くもそれを待つ人たちが現れはじめ、駅員さんがその行列を整理していると、整理券配布の時間を前倒ししてくれないかと交渉しはじめた。
時刻はまだ9時過ぎだ。4時間もこの場所で待つことになる。
まぁ気持ちはわかる…。
「午後の整理券の配布を13時半として案内していることがうそになってしまいますので、変更はできません」と駅員さんは毅然と答えていた。
9時半過ぎに整理券の配布が開始されて、無事初回に見学できることになった。