7634　さがみはらリニアフェスタ

リニア中央新幹線神奈川県駅（仮称）が、神奈川県相模原市の橋本駅近くで建設工事が行われているが、そこで開催する「さがみはらリニアフェスタ」に行ってきた。

前回来たのは去年の7月だったから、1年ちょっとぶりのようだ。

新宿から京王相模原線でここまでやってきたが、車窓からよく見える。

会場は橋本駅からはすぐ近く…のはずだが、ぐるっと回って、会場入口へ。

工事とは直接関係はないイベントもいろいろやっている。

一番見たかったのは、やはり工事現場だ。去年見たときは、かなり離れた場所だったので、今回はぜひ間近でその様子を見てみたかったのだ。

ただ、あまりに全体が大きくて、現場が真下にあるのに、まだ小さく見える。

緩い坂を降りて、係員からストラップを受け取って、首から下げる。その先は、ものすごい急な仮設階段を降りる。

大勢の人たちが入ってくることを想定した現場ではないのに、こうした準備をしている関係者の皆さんの苦労に感謝したい。

ついに工事現場にやってきた。

無数の鉄骨に圧倒される。

ここまでやらないといけないのかというほど。

これらはすべて人の手で組み立てるのだと思うと、ちょっと気が遠くなりそうだ。

ここでも、ステージがあって、色々な催し物があるみたい。これはもう工事とは直接関係ないが、けっこうお客さんも入ってるようだ。

ここからは、ヘルメット着用必須の区域へ。そこまで準備しないでも、多くの人たちは満足しそうな気もするが、できるだけ現場を見ていってもらおうという関係者の心意気みたいな感じる。

トンネルの壁を利用して、プロジェクションマッピングが上映されていた。

リニアのある未来はもう、そこに　…というメッセージが出ていたが、ここまで工事が進んでいれば、”そこ”ような気もするが、いろいろ伝わってくるニュースなどからだと、もうちょっと先のようにも感じる。

地上に出て、さらに坂を上って…仮置きしている土の上部に整備された”リニアひろば”へ。

前回来たのはここだ。

たしかに一望はできるが、あまりに巨大なのと工事現場が地下深いので、現場の細かいところは見えづらい。

前回来たときはなかった、巨大なベンチ。

これは、実際にリニア中央新幹線が走るトンネルと同じサイズだそう。

つい先週、町田付近で進んでいる建設工事がトラブルで止まったというニュースがあったが、完成までには相当紆余曲折があるだろう。

問題も山積していることはわかっていても、やっぱり完成が楽しみではある。