7590 ペーパータオル

会社のトイレの手洗い場には、ジェットタオルと、ペーパータオルがある。もともとは、ジェットタオルしかなかったが、コロナ禍でウイルスを撒き散らすという誤った認識が広まったころ、ペーパータオルが置かれるようになった。
ジェットタオルの誤解が解けて使用解禁となってからも、引き続きペーパータオルが置かれている。
そのペーパータオルの使い方を見ていて、すごく気になることがある。
それは、一人が1回で何枚ものペーパータオルを取り出す人が少なくないということだ。
洗った手についた水を拭うのには、ふつうは1枚で、せいぜい2枚でじゅうぶんなはずだが、なぜか手を拭う前に4枚も5枚も取り出して、そこから拭うのだ。
これはいったいどういうことだろう。
あきらかに余分にペーパータオルを取り出しているから、拭うために使われることなく、ただ取り出して捨てられるぶんもあるはずだ。
まぁ無意識でやってるのかもしれないが、無意識だとしても、じゃあなぜ使いもしないペーパータオルを取り出すのか…は、やっぱり謎なのだ。