7577 MSC BELLISSIMA
日本に寄港する最大級のクルーズ船「MSC BELLISSIMA(ベリッシマ)」が、東京国際クルーズターミナルいるということで見に行ってきた。
船名の「ベリッシマ(Bellissima)」はイタリア語で「最も美しい」を意味するそうだ。
超巨大クルーズ船で多数の乗客の乗降があることから、関係者以外は夜しか、クルーズターミナルに入ることができない。
これまで、クイーン・エリザベス(Queen Elizabeth)、アメリゴ・ヴェスプッチ号(Amerigo Vespucci)と見てきたが、やはり大きい。
かなり離れたところからでも、巨大さがわかる。2019年に就航した最新鋭の船だそうで、上部にはウォータースライダーのようなものも見える。
これ以上近づけないので、ぐるっと回って、船の前方に足を延ばしてみた。
けっこう先まで歩いたところで、ようやく船の全景が見えてきた。はっきりとした内容まではわからないが、船内向けの放送も聞こえてきた。
あらためて全景を見てみると、ちょっと”頭でっかち”で、不安になるくらいの大きさがある。
高さは65mあるそうで、橋桁の高さは52mしかないレインボーブリッジをくぐることができない。
客船ターミナルから、ちょっと離れたことで、解体中の船の科学館の様子もよく見えた。
朝は近づけなかったので、夜にまたやってきた。
今度は、東京国際クルーズターミナルに入って、船を間近で見ることができるはず。
東京国際クルーズターミナルの展望デッキから見ると、マンションかビルが真横にあるような感じ。
クイーンエリザベスのときと比べると見物や見送りしている人は、かなり少なめ。
自分が到着したときには、すでに乗船が完了して準備が整っていたせいか、出航時刻の19時過ぎには、大きな前触れもなく、船は岸壁を離れていった。
船の中から、こちらを見ている人も多かった。
船はどんどん離れていく。
親戚が乗客として乗ってるようで、見送りをする家族連れがいた。
ここに来るまではポツポツと降っていた雨が、帰ることにはだんだんと強くなって、傘をささずに歩くのは難しくなってきていた。
あたり一帯を明るく照らしていた、巨大なクルーズ船が去り、あたり一帯はすっかり暗くなって、急に寂しい雰囲気に。