7576 臭う国会周辺
自民党総裁選に注目集まっている。
ふと近くまで行ったことがあっても意識して確認したことがないなぁ…と思って、自民党本部前を歩いてみることにした。
永田町駅からすぐのところに自民党本部はあるが、地下鉄の出口付近から、警官の姿があって、やっぱりどこか物々しい雰囲気がある。
「THE MATCH 時代は誰を求めるか?」と書かれた横断幕で、総裁選を盛り上げようとしている。
いままでの総裁選挙でこんな横断幕を掲げたことなんてあったっけ?
こんな悠長なことを言ってる場合だろうか…とも思ってしまう。
写真を撮るのにスマホを向けることすら憚られる感じで、ほんのちょっと通り過ぎただけだったが、気になったのは、この周辺での”臭い”だった。
意味深な”臭い”ではなくて、本当に臭うのは銀杏だった。
歩道に落ちた銀杏が潰れてしまっているので、あたり一面が銀杏の臭いでいっぱいという感じ。
そのまま国会方向に歩いていくと、遠くに野党第一党の立憲民主党の本部も見えた。
さきほどからの臭いは、国会議事堂が見えてからも続く。
本当にずっと臭っている。
まだ8時前だったが、憲政記念館前の休憩室みたいなところが開いていたので、なんとなく入ってみた。大型バスを利用する観光客の待合室として使われるのだろうか。
当然閉まっていたが、国会議事堂土産を紹介する貼り紙が、これでもかというくらい並んでいた。
定番品もあるし、いましか見られないお土産もあるし、買わずとも見応えがあった。
自民党総裁選で新しい総裁が決まり、さらに総選挙ともなれば、もしかすると、このお土産もガラリと変わる可能性もある。
果たしてどうなるんだろう。
永田町から黒海付近まで、ふだん滅多に来ることはないところだが、意外と見どころが多く面白かった。