7558 必要なのは検証
ここ最近、パッタリと、新型コロナウイルス感染症についてのニュースが途絶えているような気がした。
こういうときは、感染拡大が止まっているか、もしくは収束方向に向かっているときだ。
モデルナのサイトで確認してみると、やっぱりそうだった。
減少傾向に転じてから、お盆明けにわずかに増えたが、その後は小康状態となっている。
こういうときに気になるのは、これまでも何度となく取り上げてているが、なぜこの状態になっているのかについて、ニュースに取り上げないということだ。
増えるときだけ、人流がとか、気の緩みだとか言うくせに、減る理由はさっぱり…ということを、何度なく繰り返している。
実際お盆前にはこんなことが伝えられていた。
■コロナ第11波 感染者数はいったん下がり、お盆明けにピーク
昭和大学 二木芳人名誉教授:毎年そうなのですが、学校が夏休みに入ったこの時期、新規感染者数はいったん落ち着きます。そして、お盆休み明けに再び、どかんとくる。おそらくピークは8月20日過ぎぐらいだと思います。
これまでも何度も取り上げているが、マスコミが必要なことは、ただ不安を煽るのではなく、懸念していたことが実際どうだったのか検証ことだと思う。
検証こそが次の対策につながるはずなのに、ほとんどそれをやらないのは、マスコミの責任を放棄しているとすら思えてしまう。