7496 天一美術館

どこに行こうか特に決めていなかったが、水上にある「天一美術館」へ。
水上の温泉街付近からは車で数分ほど。
ここは、天ぷらの名店「銀座 天一」の創業者である矢吹勇雄のコレクションを収蔵・展示する私設美術館だ。
建物は、建築家吉村順三によるものだそうだ。
残念ながら、館内は一切の撮影が不可なので、非常にゆとりのある館内の様子を紹介できないのが残念だが、建物の外に出て庭から建物全体を収めることができた。
展示室は大きく3つあるが、ひとつひとつはかなり小さく、かなりこぢんまりとした美術館だ。藤田嗣治 、棟方志功、ロダン、ルノワール、ピカソなどさまざまな作品があるが、収蔵されている作品のなかで、特に有名なのは、岸田劉生《麗子像》の3点を収蔵していることか。
特に系統立てて収集されているわけでもないようで、それぞれの作品に関連性があるわけではない。
解説は最小限なのは致し方ないところもあるが、額が少し斜めに展示されている作品が散見されたのが、ちょっと残念。
鑑賞が終わるとハーブティと小さなチョコレートを出していただいた。
ひとり1300円の入館料は少し高めだな…とは思うが、こうしてちょっと何かいただけると、やっぱりちょっと嬉しい。