7489 自動音声同士のすれ違い
固定電話にかかってくる電話は、多くの場合は勧誘だ。
いちいち出るのは面倒なので、ほぼ留守番電話の自動応答にしている。
固定電話がかかってくると、そのまま留守番電話の自動応答が始まる。
留守番電話が応答しているときのスピーカーから聞こえてくる相手が、万が一出た方がいい場合だけ、電話を取るようにしているが、たいていは勧誘なので、そのまま放置だ。
選挙の時期になると、かかってくる電話が、世論調査などのアンケートに変わることが多い。
そして、このアンケートをするのはかつては“人”で、会話のやり取りがあったが、最近は自動音声であることがほとんどだ。
だから、いまの時期は自動音声同士のすれ違いの会話が始まる。
ふと、この自動音声が、それぞれAIが対応するようになったら、どうなるんだろう…なんて考えた。
かなり高度なやり取りをすることになるかもしれない…けど、何の意味もない会話を延々続けそうな気もして怖い。