7486 愛宕神社ほおずき市
なぜか、いつも終わってから思い出すのが、愛宕神社のほおずき市だ。
今回は偶然何かのネット記事で見つけたこともあって、行くことができた。
愛宕神社なんて、何年ぶりだろう。
「出世の階段」と言われる、かなりの急勾配の階段が立ちはだかる。
この階段を使ってトレーニングする人がいるのだろう。
トレーニング禁止の貼り紙があった。
いかにもやりがちだけど、やっぱりダメだろう。
それにもし転んだりしようものなら、命にかかわることが起きそうだ。
ゆっくりゆっくり上がる。
振り返って下を見るのも怖くなるくらいの角度。
なんとか上がると、綺麗に整った愛宕神社が正面にあって、たくさんの人たちがお参りしている。
ほおずき市はどこなんだろう?と思って探してみると、おもったよりこぢんまりとした感じで、ほおずきが並んでいた。
すぐに見つからなかったのは、オレンジに色付いてるものと思い込んでいた、ほおずきがまだ完全に緑色で目立だなかったからだろう。
ほおずき市のほおずきは、色付いているものと思い込んでいたから、ちょっと違和感があった。
なぜ、こんなにも色が違うんだろう…と思ったら、
でも、そういえば何度か行っている浅草寺のほおずき市が開催されるのは、7月だ。
開催時期の違いによって、ほおずきの色も違っているのだ。
そして、今回初めて知ったのだが、ここがほおずき市の発祥の地らしい。
愛宕神社は、名所江戸百景にも描かれている古くから親しまれてきた。
そして、愛宕神社のある愛宕山は、標高25.7m。天然の山としては東京23区で一番の高さがある。
かつては”展望台”としての役割もあったのかもしれない。
周囲は高いビルに囲まれるようになってしまって、眺望はほとんど望めないが、木々に囲まれていて、都心にいるという感覚を忘れそうになる。