7439 南砂町駅工事前日
南砂町駅で行われる工事のため、明日と明後日は終日東京メトロ東西線が一部運休するという。
これまで南砂町駅には一度くらいしか着たことがないほど、縁がない駅ではあるが、大規模な工事が行われる直前の様子がどんな感じなのか、気になって見に来た。
想像通り、自分と同じような人もいて、あちこち写真を撮っている。
現在のホームからは、今回の工事で切り替えられる新しいホームがちょっとだけ見えた。
そこから覗いた限りでは、完成間近というより、まだ工事が途中といった感じに見える。
明日と明後日の両日のうちにそのホームが使われるようにしなくてはならないのは、大変そうに思えた。
線路の切り替えをともなう工事は3回予定されていて、今回がその1回目となる。
都心方面に向かう線路が、新しい線路とホームに切り替えられる。
ホームから改札を抜けて出口に向かう。
地上に出ると、かなり新しめの出入口だった。
ここが今回の工事で使用できなくなるとあったので、一瞬取り壊されてしまう?と思ったが、あくまで一時的で、すべての工事終了後にはふたたび使えるようになるのだろう。
別の出入口にも行ってみた。こちらは、ずいぶん高いところに出入口がある。
数段高い位置まで上がってから降りるようになっている。
なんでこんな構造になってるのだろう?と思いつつ、周囲を見ていたらすぐにわかった。
まずこの出入口の海抜が-0.6mとかなり低いようで、このあたりは、かつて台風や高潮で、数メートルの高さまで浸水したこともあるようだ。
暗闇の中に、東西線で走っている車両の正面の写真があったのでなんだろうと見に行ったら、この工事のPR施設だった。ただ”コロナ感染拡大”が理由で、2021年から閉館したままになっているみたい。
いくらなんでもそれが理由で閉館は長すぎだろう。
一時的にほぼすべての出入口を丸ごと移設するくらいの変更が行われるみたい。
新設される出入口の「南砂町駅」の表示が反転されていて、まだここが営業前であることを示していた。
別にそのまま正しく表示させておいてもいい気もするが、駅がひらいてないと誤認される恐れがあるからか?
でも、こうした表示も、営業開始直前ならではの光景ではある。