7436 かつては自分も同じだったのかな…?
YouTubeでは、こういった動画が物議を醸すことがよくある。
“浴槽いっぱいに牛丼”動画は何がオモシロイのか?「食べ物粗末にするな」の批判多数も、擁護派からは「YouTubeくらいはコンプラを気にしないでほしい」の声も。街の100人の“生”の声は?
こういった動画が“悪い意味で”けっこう頻繁に話題になるが、自分も多くの人たちと同意見だ。
見てもいないし、概要だけ聞いたら見るほどでもないと思うがひどい内容だと思う。
これのどこがおもしろいんだ?と。
ただ、このニュースをきっかけに、思い出したことがあった。
自分が所属した中学1年生のクラスは、荒れることが多かった。
授業中に騒ぐのはしょっちゅうだったし、もはや妨害としかいいようのないことも少なくなかった。
ある日、ある同級生たちが、給食であまったソフト麵を投げ合って大騒ぎになった。
茹でた麵だからあちこちにくっつくので、当てられると大変だ。
それをみんなで面白がっていたし、自分は加わることはなかったが、そうしたことを止めることもなく、ただ見ていた。
というより、なんとなくそうした行為を許していたところがある。
そのころのクラスの空気というか雰囲気を思い出した。
もちろん、そんなことをやっていいわけがないのは、中学生でも十分わかっている。
それでも「やってはいけないこと」とか「タブー」を破っているという感覚が、”おもしろい”と感じていた気がした。
いまから見たら、まったくおもしろくもないのだけど、このころは今とは違って見えたのは事実だ。
そういう意味では、これをおもしろいと思っている人は一定数はいても、全然不思議ではないのだ。