7126 三鷹市美術ギャラリー
三鷹市美術ギャラリーで開催されている「収蔵作品展」(第4回)を鑑賞した。
すべて収蔵作品だが写真撮影は一切禁止だ。
昨日の練馬区立美術館もそうだったが、傾向として地方自治体の美術館は、写真撮影は非常に厳しい。
十数人の作家ごとの収蔵作品展ということで、技法も作風もバラバラだ。
しかも現代アートだから、何を描いているのだかさっぱり分からないものも多い。
でも、それだけバラバラだったら、気になる作品が見つかる可能性もある気がする。
タイトルだけでなく、理解の手助けになるような解説があるといいと思った。
小学生向けのリーフレットもあったが、作品とは直接関係がない内容で、あまり子供たちには響きにくそうに思えてしまった。
同じフロアには、「太宰治展示室 三鷹の此の小さい家」というコーナーがあって、太宰の自宅を一部再現している。
自宅があって入水自殺した玉川上水もこの近くだし、三鷹は太宰治のゆかりの地なのだ。
ここの一部だけは、かなり制限がありながらも、ごく一部が撮影可能になっていた。
ちゃんと読んだ彼の作品は「走れメロス」くらいしかなく、あとは鬱々としたエピソードしか知らない。
久しぶりに思い出した感じで、彼の半生などをいろいろ調べてしまった。