7079 出社前に江ノ電

今日は先日知った、クレジットカードタッチ決済利用者に限り、江ノ電の運賃が全額キャッシュバックされるという企画に参加しようと”決意”。今日の予定を考えると、どう考えても、東海道線の始発列車に乗らなくてはならないことがわかった。
そして、この列車に乗るためには、なんと3時半に起床する必要があったため、まさに”決意”が必要だった。
何とか起きて無事に始発に乗ることができた。
さすがに東京駅を出発したときはガラガラだったが、駅に停まるたびにどんどんとお客さんが増えていった。
50分弱で藤沢に到着して、そこから江ノ電の藤沢駅へ。
タッチ決済での乗車でキャッシュバックがあることや、乗車と下車の方法を確認。ちょうど藤沢に到着した電車から降りる乗客が大挙して改札口に押し寄せているところだった。
まだ、6時を過ぎたばかりだというのに、けっこうなお客さんがいる。
折り返しの鎌倉行きの電車は空いている。本当はいつものように?最前部で前方の風景を見たかったが、ブラインドが下ろされていたので、最後部に来た。
でも、こちらは雨でガラスが濡れていて、視野があまりよくない。
めったに来る機会がない今日が雨なんて、ツイてない…。
帰りの時間もあるので、事前に調べていた時刻表に沿って、慎重に移動して、風景を眺めたり、写真を撮ったりする。
併用軌道に面しているコインパーキングには「電車に注意」の表示がある。手前の歩行者や自転車だけに気を取られていると、電車の存在に気づかない恐れはありそう。

それほど広くない道路を、小型とはいえ連接電車がゆっくりと通り過ぎるさまは、見ていて本当に楽しい。まるで模型を見ているかのよう。
この道路を走る車も慣れているようで、電車が来る直前には、車を左に寄せて一時停止していた。
湘南モノレールの江の島駅もちょっとだけ覗いたが、遅れるわけにはいかないから、急いで江ノ島駅に戻り、後続の電車に乗る。
先ほど歩いた併用軌道を車内から見る。
海が見えてくると、すぐに鎌倉高校前駅に到着。ここで下車。

鎌倉高校前といえば、すぐ近くの踏切があまりにも有名。
休日ともなれば、ここにものすごい人たちが集まるらしいが、観光客はいない。
線路と海に挟まれた道路は、この時間から渋滞気味だった。
江ノ島の朝は早いのだ。
でも、誰もいない瞬間もときどきある。
ホームから海を見ると、人影がたくさん。
サーファーたちのようだ。今日は波が高そう。
ふと、時間を忘れそうになるが、もう東京に戻らないといけない。
鎌倉高校前駅には、電車が到着するたびに、高校生たちがたくさん降りてきていた。
道路は渋滞気味だったが、外は雨のせいか人の姿はあまりなく、なんとなくのんびりとした感じ。ただ、鎌倉行きの電車は、停まる駅ごとにお客さんが増えてきて、少しずつ混雑し始めた。
終点の鎌倉駅に着くころには、もはやラッシュ並みの混雑で、通勤通学客でいっぱいだった。その多くは横須賀線へ乗り換えていたようだ。
車止めの上には、無事に帰ってくることを願ったカエルの置物があった。
浜松町の小便小僧のように、ときどき”コスプレ”をするらしい。
タッチ決済で入場しているので、タッチ決済で出場しないといけない。江ノ電から直接横須賀線には乗れないので、いったん改札を出る。
横須賀線鎌倉駅に到着する電車からも大勢のお客さんが下りてくる。
こちらの人たちの多くは高校生で鎌倉駅が目的地のようだ。
実質2時間程度ではあったけど、それなりにいろいろと見ることができて楽しい時間だった。
でも、今日ほど長く感じた1日もなかった。