7069 憲法記念日
今日出かけた先の、喫茶店で新聞が何紙か並んでいた。
何気なく見出しを見て思い出した。
あぁそうだ、今日は憲法記念日だった。
あらためてそれぞれの見出しを読んでみると、各社で見出しのテイストが大きく異なっていることがわかる。
- 産経 改憲へ国民投票早期に
- 東京 憲法「骨抜き」76年前の警鐘
- 朝日 議論なき9条
- 読売 憲法改正「賛成」61%
それぞれで”世論誘導”をしようと躍起になっているようにも見える。
新聞社によって主張が違うというのは理解しているが、各社の主張に見出しが引っ張られてしまって、本当のところはどうなんだろう…と思ってしまう。
もっとも、”本当のところ”なんてものはないのかもしれないが、こうした主張を見るたびに、それぞれの主張同士で、真正面から議論が交わされることがあるのだろうか…なんて思ってしまう。
論破されるのが怖いから、あえて議論を避け、閉じた世界のなかで、それぞれが自分の主張を繰り返しているところがあるのでは?とか。
でも、こうした主張がゆっくりと混ざり合って、少しずつ世論が形成されるということであれば、必要な時間なのかもしれないが、ちょっと時間が掛かりすぎのような気もしてしまう。