7053 昨日部分日食があったけど…

龍的天文台(宇宙の話題)

今日は日本国内で3年ぶりの部分日食だったそうだ。

東京では見ることができず、ギリギリで見えた千葉県館山での食分(欠けた割合)は、0.009…つまり、わずか1%弱というくらいだから、望遠鏡を使ったとしても、ほとんど“誤差”みたいなものだった。

イメージ(金環日食終了直前 12.5.21)
イメージ(金環日食終了直前 12.5.21)

以前撮った写真のなかから、館山で見られた日食をイメージするとこんな感じになってしまう。

日食は、とても気になる天体イベントのひとつだが、さすがに今回のような場合はどうしようもない。

ちなみに3年前の日食はどうだったんだろう…と思って検索してみたら、曇りで見えなくて、かなり残念だったのを思い出した。

感覚的には数年に1回程度見られる感じの日食だが、次回はちょっと先になって、7年後の2030年6月1日とのこと。

このときの日食は、北海道の大部分で金環日食が見られるそうだし、東京でも食分が0.795となって、実に80%も欠けた太陽を見ることができるはず。

そして、さらにその5年後の2035年9月2日には、待望の皆既日食が宇都宮や水戸あたりで見ることができるのだ。

遠い将来だと思ってたが、あと12年後…と思うと、案外すぐのような気がしてしまう。

Posted by ろん