6798 旧統一教会と政治家との関係であらためて思う
旧統一教会と政治家との関係について、大きな問題になっている。
明確な犯罪行為をしていないとなると、これ以上の追及は難しいだろうが、こうした状況が許されていいはずはない。
「名前を貸しただけでよく知らない」とか「何が問題なのかわからない」と言ってしまうのは、嘘をついているのではなく、本心からそう思っているのだろう。
それだけに事態は深刻だと思う。
旧統一教会から、人やお金の提供をありがたく頂戴して、その団体にお礼を言っただけであり、けっして便宜を図るようなことはしていない…ということだろうけど…
たとえ、議員が、支援した人たちへ利益をもたらすようなことをしても、直接の依頼や指示の証拠を残さず「無関係」と言い張れば、贈収賄には問われない。
仮に利益をもたらさなかったとしても、不利益を被らないように配慮することだって、じゅうぶんな見返りであるが、もちろん罪に問われることもない。
それだけに、まさか自分が罪に問われることはないし、議員の職を辞するような事態になるわけがないという自信があるのだろう。
まぁ、結局、人やお金を出してくれる人の言うことを聞くのだ。
あまりにも“ベタ”で当然すぎることだけど、それを抑えることは難しい。
本来であれば、そうした政治家を当選させないのが、選挙なのに、選挙のたびに、そうした疑惑のある議員ばかりが当選してしまっているのが実情だ。
掲示板などに「なぜそんな問題のある議員を当選させたんだ?」という選挙区の有権者を非難する意見をたびたび見かける。
少なくとも僕自身はそうした議員に投票したことは一度もないが、当選を防ぐこともできず、正直、打つ手がない。
だから、余計に腹立たしい。