6783 反省が難しい人をどうするか
どんなに刑罰を与えても反省しないとか、改善しない人というのは、一定数いると思う。
こうした反省が難しい人はどのように対処すべきなのだろう。
答えは、あるだろうか。
こういうニュースを見るたびにそう思う。
電車内での喫煙に注意された“逆ギレ男” 判決公判にも20分の遅刻 執行猶予なし懲役2年の実刑判決のワケは「規範意識の欠如」
被告は、暴行を加えた理由として「注意をされてムカついたから」と説明したというが、仮にそれが悪いことだと分かったとしても、ムカつく=暴行する…という行動が止められない限り、確実に再犯するのだ。
根本的な原因があるから、適切でない行動に出てしまう。
根本原因を治さない限り、改善は見込めない。
これは、見方を変えれば、”病気”ともいえる。
議論が分かれるところだろうが、こうした”病気”の治療を公費で賄わなければならないかもしれない。
さらに言えば、こうした性格を”改善”するというのは、使い方によっては、国によって性格を変えられてしまうというふうにも見えてしまう。
まるで星新一のショートショートのような展開になりそうだが、けっして架空のことでもない気がする。
ちょっと考えすぎかもしれないけど「出所して再犯」のループを断ち切るための方法は、もう少し議論すべきことだと思う。