6666 震災遺構と伝承館をめぐる…陸前高田

まず東北新幹線で一ノ関へ向かう。
仙台までの始発の列車だが、後続のはやぶさのほうが圧倒的に早く、仙台の次の古川で抜かされてしまう。
大宮から2時間ちょっとで一ノ関に到着。
大船渡線でポケモンにちなんだ列車が走っていることもあって、あちこちにポケモンが…


気仙沼へは、大船渡線で1時間半弱。


気仙沼から、気仙沼線BRTで隣の不動の沢駅へ行って、そこからレンタカーを利用。


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その借りた車でまず訪れたのが、“奇跡の一本松”のある陸前高田の東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」
前回訪れたのは2016年3月。
このころは、震災遺構として整備が始まる前の状態で、どこも工事の真っ最中だった。
そして今回は…風景が一変していた。
これは予想以上の変化だった。
以前撮ったときの写真を見比べても、位置関係が分かりにくい。
嵩上げや整地によって、びっくりするくらい広大な空間が広がっていた。
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生々しく残っていた被災した様子にも言葉を失うほどのインパクトがあったが、この“何もなさ”にも圧倒されてしまった。
ただこれは、いまの状況になる前の様子を知っているからかもしれない。
もし、初めてこの光景を見たら、いくら以前の様子を伝えてもピンと来ないだろう。


国の名勝にも指定されていた「高田松原」の再生も進んでいるようだ。
相当な年月が掛かるのは仕方がないが、ようやくここまで来たのだ。
またかつての様子を取り戻す日が来るのを楽しみにしたい。


以前は見ることのできなかった方角から、奇跡の一本松を見ることができるようになった。


ゆるキャラが台車に乗せられていた。



東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」を見学。
津波の被害をわかりやすく紹介。
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伝承館の隣に併設の道の駅に寄る。
地元の食材や商品に交じって、全然違う地域のものがあるので紛らわしい。
ランチは、地元のめかぶを使った、めかぶそば。


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