6650 製薬会社の”圧”の強さ
皮膚科に行った。
明らかに患者とは違うスーツ姿の人たちが次々と受付をしている。
医薬情報担当者…いわゆる“MR”のひとたちだろう。
受付を済ませたスーツ姿の人たちは、入口付近でずらりと立っていた。
そして診察の開始時刻の少し前に、患者と同じような感じで「◯◯さん、どうぞ」といった感じで、診察室に1人ずつ呼ばれていった。
ひとり2、3分でも7人もいたら、けっこう時間がかかる。
診察開始時刻が過ぎても患者まで順番が回ってこないのだ。
僕は患者としては2番目だったのに、結局、診察開始時刻から20分以上も待たされることになった。
もう少しすいてる時間に来てもらえないだろうか…。
…と思いつつ、MRも大変な仕事だ…とは思った。
呼ばれるまで、じっと入口で立ってじっと待っているのも大変そうだし、こうして時間を決められると、行動にもかなり制約も多そうだ。
そしてなにより、こんなにライバルがいる世界の競争も激しそうだ。
製薬会社の”圧”の強さを感じずにはいられなかった。
こうしたことは良い面もあるが悪い面もあるだろう…とも思う。