[社会の窓]解体へ…
選手村だった場所が、晴海フラッグとして生まれ変わるが、それに先立ち、昨日晴海客船ターミナルが閉鎖されたそうだ。
もうすぐ閉鎖されることは知っていたが、現地を訪れた翌々日だったことは、後から知った。
客船ターミナルの目の前がバス停となって、都営バスが乗り入れているが、この状況はどう変わるのだろう。

いつか見に行こうと持ったまま、コロナ禍で入館が規制され、一時再開したものの、ふたたび蔓延防止措置…いわゆる”まんぼう”で、入館禁止となり、そのまま閉鎖となってしまったため、結局、見に行けずじまいだった。
東京港で特徴のある建物がなくなってしまうのは寂しいが、地域のモニュメントとして残せなかったものだろうか…とも思う。
調べてみると、竣工したのは1991年で、30年ちょっとという期間は長くないと思うが、海に面した建物の老朽化は進みやすいのだろうか。
建築家竹山実の設計で、SHIBUYA109とともに彼の代表作らしい。
そういうのを知ると、やっぱりもったいない気がする。