6564 モノに対する思い入れの違い?
モノを投げたり、壊したりすることで、イライラやストレスを解消するという方法はあるが、そう簡単にできるものではない。
それを可能にするサービスがあるというニュースがあった。
名古屋市中区に、食器や家電などを好きなだけ壊して、日常のストレスを発散できるスポットがあります。スカっとストレスが発散できるこの店は、自粛生活が続く去年8月のオープン以降人気に。東海3県唯一の「破壊店」には、様々なストレスを抱えた人たちの姿がありました。
安全に壊すことができるように、利用者は完全防備で臨んでいる。
このニュースでは、どこか“微笑ましく”伝えられているが、自分にとっては、心がざわついて、落ち着いて見られない感じがしてしまった。
とにかく、こうしてモノを壊すということ自体、自分には耐えられないのだ。
よほど、そのモノに恨みなどがあればまだしも、自分とは何にも関係のないモノを壊してしまうことに抵抗を感じてしまう。
ストレスを発散するための方法として、モノを壊すという選択肢を認めたそして、もし、さらにエスカレートしたらどうなるのだろうという怖さがある。
自制心を働いているうちはいいけど、そうした自制心がストレスとなってしまったら…なんて考えてしまう。
そもそも、こういったサービスに抵抗のない人と自分とでは、おそらくモノに対する考えが違うのだろう。
きっと、自分はモノに対する思い入れが強すぎるのだと思う。
だからつい、モノを溜め込んで、捨てられないという問題もある。
そう考えると、どっちもどっちなのかもしれない。