6297 コロナ禍の図書館
コロナ禍の図書館では、見た目では座席の間隔が広がったり、アクリル板の仕切りができたりする変化があった。
今日寄ってみた図書館で、ふとそれ以外の変化を見つけた。
それは、旅行ガイド本が、ほとんど借りられていなかったということだった。

日本はもちろん、世界各地のほぼすべての旅行ガイドが、書棚に並んだままになっていた。
特に初めての旅行先の場合、旅行ガイド本参考にすることはある。
インターネットとは違って、紙で見るほうがわかりやすく、多少古くて最新の情報ではなくても、ざっくりとした行程を考えたり、旅先のヒントになることもあるので重宝している。
おそらくそう思う人は多いようで、図書館での旅行ガイドは”歯抜け”になっていることが多かったのだ。
それがいまはどうだろう。
ほとんど”抜け漏れのない”状態になっているではないか。
おそらく、ずっとこんな感じになっていたのだろうけど、自分も旅行ガイドコーナーに立ち寄らないからまったく気付いていなかっただけなのだろう。
また、この場所に立ち寄ることがあるんだろうか…と、思ってしまう。