6276 久しぶりに思い出した絶望感

ちょっとした投稿

最近、またちょっと地震が増えているような気がする。

いつか、本当に大きな地震がくるのは仕方ないことだとは思う。

だから、ちょっとずつそのときに備えて、防災用品などを揃えているが、こういうニュースを見ると、限界があるよなぁ…と思う。

あたりを見回すと、高層ビル群が大きく揺れている。上層部の振り幅は、ゆうに5mを超えている。上層階の室内ではコピー機や冷蔵庫などが左右に移動し、勢いがついて窓ガラスを突き破り、次々に外に放り出されている。人間も同じだ。割れた窓から、多くの人が投げ出されている。

実際、東日本大震災のときは、ビルの27階(だったかな?)にいて、まともに立っていられなかったし、複合機が結構なスピードで移動してきたのを目にしているから、この情景は想像つく。

それよりもひどい地震が来ることに警鐘を鳴らしている記事なのかもしれないが、もうこういう事態になったら、打つ手はないんじゃないかと思えて、すべてを投げ出してしまいたくなってくる。

生き延びたって仕方がない…と。

ふと、かつて東西冷戦が激化し核戦争が本当に起きるのではないかと世界中に緊張感が高まっていた時期に作られた「ザ・デイ・アフター」(The Day After)を思い出した。

実際に観てはいないのだけど、子供ながらに逃れられない恐怖を感じたのを覚えている。

核戦争は起こさないようにすればいいだけまだましで、巨大地震は人間には絶対に止められないだけ、絶望の度合いが大きい。

Posted by ろん