6265 マスコミの条件反射?
先日、このタイトルを見て「またか」と思った。
「菅首相の長男が接待した美人内閣広報官の裏の顔 更迭された総務省幹部の後任は夫」
いま問題となってる、総務省幹部が多額の接待を受けていた件について取り上げた記事だが、そのタイトルに“美人”という単語が入っていた。
この単語必要?
タイトルで読者を“釣る”のが目的なのだろう。
以前も、この単語が入っていると問題の本質が曲げられてしまうと憂いたことがあったが、本件も同じだと思う。
実は、今回のこの話題は、取り上げるタイミングを逸して以降、1週間ほど忘れてしまっていた。
で、ふと思い出して、この記事を検索してみたら、なんと、タイトルから美人の文字が消えていた
菅首相の長男が接待した山田内閣広報官の裏の顔 更迭された総務省幹部の後任は夫
やはり“美人”という言葉が問題だと認識したから消したのだろう。
でも、そもそも、ニュースとしての意味を持たない“美人”という言葉を、わざわざ使ってしまうのは、なぜだろう…と思う。
これって、マスコミの“条件反射”みたいなものなのだろうか?
つい使ってしまって、指摘されたら消した…みたいな?