6257 ワクチン
今日は、いよいよ日本でもワクチン接種が始まったというニュースで、一日中もちきりだった。
“先行接種”という表現は、ちょっと気になった。
日本は、まだ治験の実績がそれほどないことから、接種を受けた人たちにとっては「自分たちが治験の一部のように感じる」という人もいるようだ。
それでも、なんとか2月中旬で接種を開始することができたが、このまま継続して接種することができるかというと、どうもそうではないようだ。
実際、ワクチンの供給の見通しが不透明で、はっきりしているのは、ファイザーと年内に約1億4400万回分(約7200万人分)の供給を受けるという契約だけだ。
医療従事者、高齢者、基礎疾患のある人、高齢者施設の職員…といった順番で接種が行われ、それ以外の一般人に接種が始まるのは、5月以降というスケジュールは、ちょっと絵に描いた餅のように思える。
なんとか2月のうちに接種を始めましたよ…という実績作りのようにも思えてくる。
そういった意味でも、“先行”とわざわざ言ってるのかな?
いつか自分にも順番が回ってくることになるのだろうけど、実際いつくらいなんだろう? せいぜい年末くらい?
オリンピックもそうだけど、見通しの立たない状況が続く。