6143 東京BRT初乗車
昨日から運行を開始した東京BRTには、とりあえず乗ってみたいと思っていたが、どうせ乗るなら「連接バス」…ということで、虎ノ門ヒルズに向かった。
時刻は6時半を回ったところ。
連接バスが、虎ノ門ヒルズから晴海BRTバスターミナルまでの全線を走るのは、始発の1往復しかないのだ。
なぜか乗り場をはっきりを示さないのは、昨日の新橋駅同様だ。


わかりづらい乗り場にやってくると、先客が1人いた。
すぐにバスがやって来た。
晴海から来たようで、乗客10人程度が降りた。
ほとんどがバスマニアっぽい感じだった。
6時50分の出発までのあいだ、写真を撮ってみる。




運転手とちょっと会話。
連接バスの運転は、同じ京成グループで運行している幕張で、2、3ヶ月の訓練をしたそうだ。
本当は、連接バスの運行が早朝の1往復だけになったのは、警察からの指導だという。


車内に入る。
全線均一220円ということで、前乗りだ。
気になる連接部分を観察。


東京BRTは定刻通り出発し、環二通り(新虎通り)を通って、汐留を経由して新橋駅へ。
ここからは数人ほど乗車。




ふたたび汐留に戻って、浜離宮をかすめて、旧築地市場を通って、築地大橋を渡る。



橋を渡るとすぐに、勝どきBRTに到着で、1名下車した。
終点まで途中停車する停留所はない。
清澄通り沿いの、勝どき駅、月島駅付近を通る。
BRTらしさはほとんどなく、ことごとく信号には引っかかる。
でも、なかなか加速はいい感じがしたから、本格運航時は本領を発揮してくれるだろう。

終点の晴海BRTターミナルに到着のアナウンスがあって、いったいどんなところだろうと車窓の風景を確認。
バスは、一面アスファルトのだだっ広いところに入っていった。
これはいったいなんだ?…と思っていると、端にあったガードレールに沿ってバスは止まった。
ここが「晴海BRTターミナル」…のようだ。


驚いたことに、バス停の屋根すらない。
ビックリするほどのただの広場だった。
いくら暫定とはいえ、屋根くらい用意してもいいんじゃないかと思うのだけど、それすら設置できない理由でもあるのだろうか。
各停留所での告知が極端に少ないことといい、どうも本気で集客しようという気が感じられない気がしてならなかった。
コロナ禍の影響を最小限にしようという苦肉の策…なのだろうか?