6111 カワスイ
今日は先日出勤した代休ということで、時間ができたので、先月オープンしたばかりの、カワスイ(川崎水族館)に行ってみることにした。
川崎駅を降りてすぐ…ということで、改札口を出てすぐに広告などもあったが、肝心の場所がイマイチわからなかった。
わかってしまえば、なんてことない場所なのだけど、川崎駅にほとんど縁のない者からすると、どんなに近くても迷う。
ルフロンというショッピングモールのなかにできたということはわかったのだけど、今度はどこから水族館に行けばいいのかわからず…。
駅から途中で2階に上がってしまったのだが、直通のエレベーターは1階からになるらしい。
なんでそれをもっと手前に掲示しておかないんだろう…と、思いつつ、そこに書かれてた地図に現在地が描かれてないから、直通エレベーターの場所がわからず、また迷った。
なんとか、水族館に到着。
それほど混雑はしていないようだ。
館内に入ると…。
最初はわからなかったが、すぐにこれまでの水族館とはまったく違うところがあることに気づいた。
それは、魚たちに関する説明がまったく書かれていないということだった。
魚の名前はもちろん、生態などを紹介する解説がまったく書かれていない。
あるのは、水槽の前にある、QRコードだけだった。
どうやらこれを参考にするようだ。
これは斬新…と思いつつ、QRコードで解説を見てみると…。
ごくごく標準的解説で、特に動画やたくさんの写真などがあるわけでもなく、有り体に言えば、あまり面白みのない内容だった。
追加の解説は、水槽に直接文字で書かれていたけれど、せめて名前だけでも表示してくれていたらいいのに…と思った。
既存のビルを改装して作られた水族館ということで、最新の水族館に見られるような大水槽は難しいらしく、部屋を取り囲むような大きな映像を用意したり、かつて階下とつないでいたエスカレーターが隠されていたりしている。
事情を知っているとおもしろいところだ。
ここで紹介されているのは、淡水で暮らす生き物ばかりなので、どうしても“地味”だし、あまり動きもない。
コロナ禍においての特別営業ということかもしれないが、動物のふれあいは限定的になっている。
事前に申し込んだ人たちだけカピバラとふれあえる感じだったので、それを眺めてるのがいちばん面白かったかもしれない。
最新の水族館ということで、期待が大きかったぶん、ちょっと残念な感じがした。
解説を全部QRコードにしたのは、興味深い試みではあるけど、いちいちそれを写してチェックするのも面倒になってくるし、その内容には工夫がない。
それを集めて事典が作れるとか、もう少しやり方があるんじゃないかと思ってしまった。