6100 DIGITAL CLOCK
洗面所で使っていた時計の表示が消えてしまったので、電池切れかなと思って交換したが、もう表示されることはなかった。
どうやら、ついに壊れてしまったようだ。
そこで、100円ショップで、似たような時計を買ってきた。
これまで使ってたいた時計は、100円なんかじゃなくて、結構な値段で買った記憶がある。
それは、たしかもう20年くらい前だから、時代は変わった。
100円で買えるなんて!
表示のサイズはちょっと小さめだが、時間と日付を交互に表示する機能もあって、じゅうぶんなのだけど、どうしても気にるところがあった。
それは、なぜか
DIGITAL CLOCK
…と、わざわざ書かれていることだった。
見りゃわかると思うのだけど、けっこう、この手の商品では良くある。
別にそのままでいいのに、あえて“余計な”とか表示とかデザインとかしてしまう“過剰装飾”をしてしまう。
こうした事象は、100円ショップの商品ばかりでなく、人間でも同じだということを最近発見した。
ときどき他人に何かを説明するとき、やけに言葉が多かったり、内容が細かすぎたり盛り込みすぎたりしてしまうことがある。
これにとても似ている。
100円ショップの過剰装飾と共通してるなと思ったのは、どちらも“自信のない”表れだということではないかということだ。
自信がないから、少しでも…とついつい盛り込んでしまって、それが過剰な装飾に映ってしまう。
そのまま、ありのままでいい…って思うのだけど、つい盛り込みすぎてしまうのは、性格なのかな…。