6057 久しぶりに傘を忘れる
これまで何度もやってしまっていたことだったのに、ドアの脇に傘を立てかけてしまったことが運の尽きだった。
気づいた時にはもう列車は扉が閉まり駅を出発していた。
そこで、すぐに駅員に伝え、乗車していた位置と忘れてしまった傘の特徴などを伝えた。4駅先で捜索してくれるという。
すぐに見つかるだろうと思っていたら…
何ともうなかったのだという。
途中で拾われているかもしれないと、途中の3つの駅でも確認してもらったが、やはり届いていなかった。
思わず「えー」って言ってしまった。
そんなこと言われても駅員も困ってしまっていたかもしれない。
そのために出社も遅れて定例のミーティングも参加できなくなってしまい、会社にも迷惑も掛けた。
すっかり意気消沈。
悔しいやら、悲しいやら…。
ずっと使ってきた傘がなくなってしまうのはつらい。