5993 もういいからあなたは黙ってて(発令3日目)
連日、テレビでもネットでも、新型コロナウイルスに関連したニュースが伝えられている。
そんな中で最近気になっているのが、よく”わからない人たち”の発言だ。
もっともらしく解説する人のなかには、本当に専門家もいれば、ちょっと詳しい人もいれば、まったく知らないでしゃべっている人もいる。
そんななか、特に気になるのが舛添要一氏だ。
最近やたらとネットで目にする。
本人も、厚生労働大臣も、東京都知事も務めたことがあるから、それなりに言いたいことがあるのかもしれないが、この男に発言する資格があるのか…と、彼の名前を見るたびに思うのだ。
なぜ都知事を辞めたのか…つい忘れてしまいがちだが、まとめられている記事を読み返すと、また忌々しい気分がよみがえってくる。
◯ 高額な海外出張費に「トップが二流のビジネスホテルに泊まりますか」と反論
◯ 韓国学校用地斡旋に「2010年にソウルで日本人学校が移転した際、ソウル市が全面的に協力してくれたことの恩返し」
◯ 公用車を使った湯河原別荘通いに「都内にある自宅の風呂に比べて湯河原の家の風呂は大きく、足を伸ばせる」
◯ 政治資金での絵画や娘の洋服を購入に「調査研究費」
◯ 政治資金で高級料理店の家族利用
◯ 木更津「龍宮城スパホテル三日月」での会議が実際は子供連れの家族利用
これらの行為を謝罪もせず、何とも思わない考え方の持ち主が、(百歩譲って)正論を言っていたとしても、同意は難しい。
まぁたいていは、注目を集めたいがために、部外者だからこそ言える参考にならない意見ばかりだけど。
そして奇妙なのは、ツイッターなどで勝手に言ってる意見を、わざわざマスコミが取り上げているということだ。
どう考えても、彼の需要がある気がしないのだが、強いて言えば、いちおう経験者だし、それらしい意見を言ってくれるから…ということで、取り上げられるのだろうか?
彼ばかりでなく、なんとなくの”専門家”っぽい人たちで、記事とか番組の尺の穴埋めをするのは止めてほしい。