5979 伝える気がない記者会見
小池百合子東京都知事が「感染爆発の重大局面だ」と述べ、今週末の不要不急の外出自粛を都民に要請した。
このなかで「パンデミック」はある程度使われつつあるが、「ロックダウン」「オーバーシュート」なんて言われると、どういうつもりだろう?と思う。
記者会見で「アウフヘーベン」やら「ワイズ・スペンディング」なんて言葉を使って、ケムに巻くとしか思えない横文字を多用するのは、いまに始まったことではない。
この時も思ったが、彼女は、記者会見を通じて都民に話をしているはずなのに、実は、理解してもらうつもりはないのではないか…ということだった。
ふつうは、できるだけ多くの人たちに自分の考えを理解してもらおうと思ったら、できるだけ誰もが知ってる言葉を使うはずだ。
もし誰もが知ってるはずと思って横文字を多用しているとしたら、彼女は普通の人と感覚が完璧にズレていることになる。
以前も書いたが、いずれにしても政治家としては適任ではないと思う。
あれ?伝える気のない記者会見の目的ってなんだろう?