5575 判決を聞いて…

社会・政治・事件

先日、虐待の詳細を伝えるのはやめてほしい…と記事にしたばかり記事にしたばかりだが、その判決が言い渡されたというニュースがあった。

懲役18年と求刑されたところ、懲役16年の判決が下った。

判決にあたっての裁判長の言葉がすごい。

「被告の主張は客観的整合性がなく都合のいいことをつまみ食い的に述べていて信用できない。徹底的な支配により肉体的にも精神的にも心愛さんを追い詰め、異常なほどの陰惨さとむごたらしさ、虐待の意思が浮かび上がっている」

「本来愛情を注がれるはずの父親から理不尽極まりない虐待を受け続けて絶命した悲しみや無念は察するに余りある。愛情が裏目に出たはずみで暴行したようなものではなく、独善的な考え方と支配欲から、絶対的な力の差にものを言わせ虐待を加え続けたもので、酌量の余地などみじんもない。また、謝罪のことばを述べるものの、心愛さんの人格をおとしめる不合理な弁解に終始していて、反省は見られない」

被告の弁明を完全否定し、これほどまで言い切るのはすごい。

でも…気になるのは、これほど辛辣な言葉を投げかけているのに、なぜ18年を16年に減刑したのだろうということだ。

実際、虐待死における量刑として、すでに16年は重いという話はあるようだが、それでも、なぜ、2年減刑させたのかについては、ニュースなどで取り上げられてはいないようだった。

こういう人間は、反省をする思考回路を持ち合わせていないために、何年服役していようとおそらくそれほどの変化はなく、機会があればまた同じようなことを繰り返してしまう気がする。

そういった点からしたら、別に2年なんて“誤差”なのかもしれないが、あえて減らした意味は、決して小さくないと思う。

裁判所の存在意義とか価値を主張するため?なんて思ってしまう。

Posted by ろん