5940 伏越

建築・都市,街歩き

マンホールが並んでいたのが気になって…
マンホールが並んでいたのが気になって…

結構な頻度で歩いている道でも、ふとした瞬間に今まで気づかなかったことに気づくことがある。

何気なく見たマンホール。

そのなかに、見慣れない文字が書かれていた。

伏越?「伏越」

そもそも何て読むんだろう?

少し時間をおいて考えたらいいのだけど、つい検索しまう。

検索してみると、これは“ふせこし”と呼ぶらしい。

伏せ越しとは、用水施設又は排水施設である開渠が、河川法の適用を受ける河川と交差す る場合において、逆サイフォン構造で河底を横過する工作物で、施工方法が開削工法による ものをいう。

何か書いてあるつまり、水の流れの立体交差…ということになる。

そうか…水が交わったときは必ず合流するとは限らないのだ。

特に都市河川と交差する場合は、洪水や氾濫防止のため、かなり深いところ流れているため、汚水処理場に向かう下水などは川を越えないといけないわけだ。

身近なところで、興味深い技術を見つけることができて、楽しかった。

Posted by ろん