5906 初日の出を求めて…
昨年まで初日の出を王子の飛鳥山から眺めていたが、今年はちょっと趣向を変えて、赤羽八幡神社に行ってみることにした。
初詣の人たちで混雑しているのか…と思ったら、両手で数えても余るくらいの人しかいないし、誰ともすれ違わない。


ここは境内の下を新幹線が通ることで有名な神社で、高台から初日の出が見えるのではないかと思って、行ってみたのだけど…。

神社の周囲の木々と、さらに太陽の上る方向にあるビルに遮られるため、ほとんど見えないことがわかった。

仕方なく、昨年同様に飛鳥山へ向かう。
初日の出の時刻6時51分の数分前に王子駅に着くが、たいていは初日の出を待つ人たちがいるはずの、跨線橋に誰もいない。

初日の出の出る方向を見ると、そこだけ雲に覆われていて、時間になっても見えなかった。
しばらくその場で粘るが、ダメそうだった。
この状況をみんな知ってるせいか、その後も、ここから初日の出を見ようとやってきた人は、せいぜい数人程度。
いつもとは違う、とても静かな2020年元日の朝だった。

昨年はこんな感じだったことを考えると、いかに今年が特別だったかがよくわかる…。