5902 初くら寿司
以前からお店の存在は知ってたものの、行ったことのなかった、回転寿司の“くら寿司”に行った。
受付では、番号の書かれた受付票を受け取るが、若干、これまで自分が知ってる方法と違った。
多くは、単に番号が書かれた受付票を受け取るだけだが、ここでは、指定時間に“予約を入れる”という感じになっている。
これは、もともとはスマートフォンで予約を取るという仕組みがあるようなのだが、それを店頭で行なっている…と考えればいいようだ。
時間の目安がわかるのはありがたいが、お客さんがいつ退店するかわからないのに、予約ができるというのは、どういう仕組みなんだろう…。
ただ、今回はガラガラだったので、“予約時間”は“入店時間”とほぼ同じになっていた。
くら寿司は初めてか?と店員に聞かれる。
衛生と美味しさの観点から、皿には蓋がしてあるとのことで、回転する台から蓋を残して皿だけを取る作法を練習してから、席についた。
なぜか、ちょっと高めの位置に端末が置かれていて、自分が食べたいものを注文することができる。
スマートフォンからも注文ができるとあったが、アプリをインストールしてアカウントを作らないとダメということで、端末に注文を入れながら、アプリの設定をした。
席に案内される際に渡された伝票の裏にQRコードが貼ってあって、これをアプリで読み込むことで店と席の位置が特定される仕組みになってるようだ。
そして注文をすると、回転するほかの寿司と一緒に流れてくるものだと思ったら、それとは別に“高速レーン”があって、それを使ってやってくる仕組みだった。
注文した寿司は、ものすごい勢いで移動して自分の席のところでピタッと止まる。
これだけ速ければ、間違って誰がが取ってしまうという問題は起きないだろう。
それにしても、これがどういう仕組みで動いているのか気になったが、なんてことはない、ベルトコンベアそのものだった。
“高速レーン”は直線だけでなので、回転寿司のようにカーブがないので構造が単純なのだ。
回転寿司といえば皿を積み上げて退店時にその数を数えて会計…というのが一般的だったが、ここでは、各テーブルに設けられた皿の投入口に皿を入れてカウントする。
不正がないように最後は店員が目視でテーブルを確認するが、支払い金額の計算は自動的に行われるから、店員の負担は小さい。
支払いはレジで。
前述のアプリではアカウントを作って個人を特定してるのだから、支払いもスマホ内で完結させたら、レジでの支払い手続きすらも不要となるだろうけど、そこまではしてないみたいだ。
税抜価格とはいえ、基本的に1皿100円というのはとても安く、それでいて美味しいのはありがたい。
今回はちょっと戸惑ったが、次回以降はもうちょっと余裕を持って食べられるだろう。