5772 板橋区立美術館
以前も行ったことがあるが、ちょっと不便な場所にある。
いい気候のときなら、散歩がてら…というのもあるが、今日みたいな真夏の陽気では、とてもそんな気分になれない。
路線バスに10分ほど乗って到着。
板橋区立美術館は、1年以上の改修期間を経て、先月からリニューアルオープンしたばかりだ。
そして今日からは、美術館が収蔵する作品を展示する企画展を開催している。
無料なのは嬉しい。
建物自体はそのままのリニューアルだから、広さはそれほど変わらいものの、雰囲気は大きく変わり、当然ながらとてもきれいだ。
板橋区立美術館の収蔵品は、江戸狩野派を中心とした江戸時代の古美術、大正から昭和前期までの前衛美術作品、池袋アトリエ村や区内ゆかりの作家などの作品だ。
そのうち、今回は、前衛美術とゆかりのある作家の作品が展示されている。
最近の美術館にしては珍しく一切の撮影が禁止されていたのは仕方ないが、もうちょっと解説が欲しかったな…というのが印象だった。
多少美術館で鑑賞する機会が多い自分でも知らない作家が多く、関心を持つのはちょっとむずかしいわけで、もう少し誰でも知ってる情報との関連があるといいと思った。
板橋区立美術館は、小さいながらも特徴のある美術館という評判があると聞いていたのだけど、今回はあまりそういったことが感じられなかったのは、ちょっと残念だった。