5771 京急神奈川新町踏切衝突事故
京急本線神奈川新町駅近くの踏切で発生した衝突事故。
踏切に進入したトラックの運転手が亡くなり気の毒だったが、脱線の規模のわりには、けが人が少なかったのは不幸中の幸いだった。
当然ながら復旧に時間がかかると思ってたので、朝の品川駅がどういった状況になっているのかを見るために、ちょっと寄ってみた。
もっとも、ふだんの品川駅を知らないので、これがふだんとどう違うのかよくわからなかったが、行先表示は、京急川崎と羽田空港だけだった。
羽田空港方面に向かう列車が動いているおかげで、スーツケースを持っている人たちには、それほどの混乱はなさそうだった。
この事故を伝えるニュースで、キャスターの安藤優子が「常識的に京急はとてもスピードを出すっていうことで知られている」などと発言し、物議を醸した。
そりゃそうだ、こんな事故が起きたときにこんな言い方したら、日常的に勝手にスピード違反していて、それが原因の一端になっているような印象を持たれかねない。
https://www.excite.co.jp/news/article/Real_Live_48542/
こうした報道では、とかく事業者側に問題があるという流れになりがちだが、やはり、最初からそういった姿勢で報道することに違和感を覚える。
もちろん、事故は繰り返さないようにすることはとても大切だ。
しかし、そのアプローチを間違えると、無意味どころか、悪影響しか及ぼさないことだってあるのだ。
こういう伝えられ方をしてしまう、キャスターの役割ってなんだろう?って思う。