ヨーロッパの住宅広告/森井ユカ

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ヨーロッパの住宅広告
森井ユカ
産業編集センター (2011/7/13)

住宅広告の間取りを見るのは、楽しいものだ。

いろいろと想像を掻き立てられる。

海外の住宅広告なんて、これまで意識したこともなかったが、LDKという表現は日本独特のものらしいが、間取図そのものは万国共通のようだ。

本書では、著者が集めた、フランス、フィンランド、イギリス、ドイツ、オランダの住宅広告とともに、各国の住宅広告の検索サイトの見方まで紹介。

“住宅広告”にも、それぞれお国柄が出てくるところが面白い。

歴史や国民性みたいなものが反映されるのだろう。

たとえば、パリで間取図があまり載ってないのはセキュリティの問題もあるらしいし(p.25)、ロンドンも載ってないそうだが、それはある時代の政策で大量に作られた住宅の間取りが非常に似通っていたため(p.106)…だとか…ほんとかな?

また、そのロンドンでは、賃貸物件の賃料を、週払いの金額で載せている広告が多いという話も驚きだ。

でも、支払いは一般的な月単位。理由は、その方が安く見えるから…というのは、まるで、日本の税抜き表示と税込み表示の問題と重なって見える。

こうしたやり方は、欧州ではあまりないようなイメージを勝手にしてたのだけど、(ごくごく一部にせよ)住宅広告から、こうした国民性も垣間見えるのは面白い。

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